Case Study

社会を変えるイベントレポート

「養成講座」を受講した各地のコンサルタントと弊社社員が集結!
親交を深め、情報をアップデート!年に一度の『ドリームサミット』開催

去る7月13日、年に一度のビッグ・イベント『ドリームサミット』(通称 ドリサミ)を開催しました。「日本の働き方改革を最速で進めよう」という志を同じくする「ワーク・ライフバランスコンサルタント」が全国各地から集い、貴重な最新情報と前向きなやる気をシェアしながら充実した時間を過ごしました。

用語解説

ドリームサミット(ドリサミ):弊社が実施する「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」を受講し、「認定ワーク・ライフバランスコンサルタント」および「認定上級ワーク・ライフバランスコンサルタント」となった方だけが参加できる年に一度のイベント。弊社からは代表・小室淑恵をはじめ全社員が出席し、最新情報を提供しながら出席者と交流する。また、出席者にとっては「同窓会」のような役割も強く、同期・先輩・後輩が入り交じって近況を報告しあったり、コラボレーションの機会を作ったりもできるとあって、毎年各地から多数の参加がある。 ※「認定上級コンサルタント」だけが参加できるイベントレポートはこちら

「養成講座」卒業生と弊社スタッフが集う、年に一度のイベント

弊社のミッションは、「日本社会の働き方改革を最速で進めていくこと」。しかし、私たちだけで全国各地・津々浦々をまわって改革をサポートするには限界があります。そこで、「志を同じくする仲間を各地に増やし、協力しながら進めていきたい」と考え、2009年からスタートしたのが「養成講座」です。

現役のコンサルタントである弊社社員が講師を務め、最新の実践的なカリキュラムで進む本講座は、企業コンサルタントとして活躍中の方や、自社内で働き方改革を推進する担当部署の方、自ら改革に乗りだそうとする中小企業の経営者、学びを深めたい主婦などさまざまな立場の方が日本各地から受講され、今年6月に修了された51期生を含め、約1000人の方が学んでいます。

「養成講座」を修了し、「認定コンサルタント」「認定上級コンサルタント」となった方だけが参加できるスペシャル特典、それが今回ご紹介する『ドリサミ』です。“養成講座を受けたらそれで終わり”ではなく、そこを出発点としてさらに多くのことを吸収し、知識を深め、現場で実践していただきたい!という思いで開催しています。

今、知っておくべき情報を余すところなく提供!

2019年の「ドリサミ」に駆けつけたのは総勢100名以上。弊社の社員も加わって、会場はスタート前からにぎやかな雰囲気。あちこちで「久しぶり〜!」「○○さんも来てる?」などと親しげな挨拶が交わされます。

会場内には4〜5人ずつのグループができるように椅子が円形に配置され、各自が好きな場所に着席。出席者同士が対話することを前提にした座席配置です。

オープニングのスライドとして、先日開催された「経営者限定セミナー」のダイジェスト映像などが流された後、今回の『ドリサミ』のテーマでもある“つながり”をテーマにした参加者同士の交流、実際のコンサル事例を活用した実践的ワーク、ディスカッションなどを実施。序盤から大いに盛り上がりました。

弊社からは、働き方改革の力強いサポート役として必須の「朝メール.com」のリニューアル、新サービスとして8月6日にリリースされた「働き方コンパス」、中小企業の働き方改革を促進する助成金の情報などをシェア。業務に直結する内容とあって、みなさん熱心に聞き入っていました。

参加されたみなさんからの「仲間募集・告知」をする時間もご用意。有意義な情報が多数シェアされていきます。

最後は弊社代表・小室からみなさんへのメッセージ。働き方改革関連法が4月に施行されたばかりとあって、これまでの道のりや今後の展望など、“ここでしか聞けない情報”もあますところなく披露し、「さらに改革を進めていこう」という熱い思いが会場を包みました。


今年のおみやげは、岩手県盛岡市・ベアレン醸造所 の夏季限定「カボスラードラー」。同社は弊社のクライアントであり、専務自ら「養成講座」を受講され、本日のドリサミにもお越しいただいていました。じつはこの「カボスラードラー」、担当コンサルタント 村上健太の思いが形になった商品でもあります。このすばらしいストーリーも、後日HPでご紹介します!


「養成講座、受講しようかな?」と検討中の方、必読!
ドリサミ出席者インタビュー

一歩を踏み出す大きなきっかけをつかめる講座。
受講後は同じ想いを持つたくさんの仲間に出会えます!

認定ワーク・ライフバランスコンサルタント(第41期)
壽野章子(じゅの あきこ)さん

今日は、仲間に会うために愛媛から来ました。

現在はフリーランスで活動していますが、「養成講座」受講当時は地元の放送局に勤めていて、3回の育児休暇を取得しながら現場で働いていました。深夜まで働くことに何の疑問も持たない環境の中、仕事も私生活も満足できる形で両立させるには風土や仕組みを整えるしかない。それが組織にも個人にも不可欠なんだ、ということを周囲に伝え、実行する力をつけたくて、会社のサポートを受けながら受講しました。

学んだことを活かして役員に働き方改革の重要性や方法をプレゼンするなどし、“カエル会議”をスタート。社内に理解者・協力者も増えていきました。社長室に行って直接トップに話したこともあります。我ながら大胆なことをしたと思いますが(笑)、養成講座で学んで自分なりに主張できる材料を作れたことに勇気と自信を持てたからこそ行動できたんだと思います。

自身の変化としては「今後どんな人生を送りたいのか」を深く考えるきっかけとなり、“ありたい自分”が見つかったので、独立して今に至ります。養成講座の卒業生でつくるエリアごとのコミュニティがあるのですが、私は「WLBC関西」に所属し、今は主に高知県と香川県の働き方改革をサポートしています。

養成講座を受けるとネットワークが広がり、切磋琢磨しあえる仲間が増えます。私が会社をやめるときも同期が長文のメールで激励して、背中を押してくれました。年に一度のドリサミで直接会えるのは本当に楽しみですし、今現場の最前線で起こっている情報をシェアしていただけることがありがたいです。養成講座を受けようかと迷っている方がいらっしゃるなら、ぜひ一歩を踏み出していただきたいです。それをきっかけに、さらに大きく前進できると思います。


絶対に役立つ講座だと確信が持てたから
娘にも受講を進め、仕事のパートナーになってもらいました。

認定上級ワーク・ライフバランスコンサルタント(関西第3期)
川上陽子さん(母)
認定ワーク・ライフバランスコンサルタント(第51期)
小山内優里子さん(娘)

川上さん:
企業の研修講師として20年の経験を積んでいます。養成講座を受けようと思ったきっかけは、「雇用管理アドバイザー」という両立支援助成金の審査業務をしていたとき。講師を探す中で小室社長や大塚さんのセミナーを拝聴し、WLBの真の意義や実現に向けた具体的アプローチに深く感銘を受けて、「これだ!」と直感したんです。現場の課題に即した解決法を提供していくために非常に有意義な講座だと思いました。

働き方改革というと「なんだかすごいことに挑戦しなくてはならない」と思う方が多いと思います。私もそうでした。でも、講座を受けてみると「実現へのプロセスは具体的でシンプル。ツールや手法を用いて、楽しく一歩一歩進めばよいのだ」という現実的なイメージがすぐに持てたんです。それが一番の収穫でした。

受講を機に仕事の幅が大きく広がったのは言うまでもなく、クライアントへのコンサルティングでも大いに活かせています。受けて良かったと実感していますので、娘にも受講を進めました。一緒にコンサルティングを進めていけるパートナーになってほしくて(笑)。志の同じ仲間がいればできる業務も増えるので、今後ますますがんばっていけるなと楽しみです。

「働き方改革」は「生き方改革」です。借り物のトークや制度の知識だけでは改革はできません。「養成講座」ではコンサルタントとしての基本的な知識のみならず、豊富な事例をもとにした成功例・失敗例も学べます。何より、株式会社ワーク・ライフバランスのみなさんが素晴らしいロールモデル。仕事の仕方、コミュニケーションの取り方、ライフを楽しんでいる様子を身近で見て学べる貴重な機会です。ぜひ、ご自身の「生き方改革」の一歩を講座で踏み出してくださいね。

小山内さん:
母は私が小学生の頃からバリバリ働いていて、正直「大変そうだな」と子どもながらに感じることもありました(笑)。養成講座を受けてからは、仕事に注力しながらも自己研鑽の時間をしっかり取ったりして、生活スタイル自体をポジティブに変えていました。イキイキと働く母の姿を目のあたりにし、「私もこんな社会人になりたい」と素直に思いましたし、ワーク・ライフバランスに関心を持つようにもなりました。

就職した会社ではいわゆるモーレツ社員の働き方でメンタルダウンをしてしまい、母からのアドバイスをもらって復職できた経験もあります。母から「養成講座」の受講を進められたときは、ちょうど自身が結婚を意識していた時期でもあり、今後の働き方・人生を模索していたタイミングだったので、ぜひ受けてみたい!と思いました。

たくさんの学びを得られる講座なので仕事やキャリアにおいて具体的な効果をもたらしてくれるのはもちろんですが、「仕事の効率化・生産性向上」の結果として、家族や友人との時間が以前よりぐっと増えたことも嬉しい変化でした。母が養成講座をきっかけにイキイキとポジティブな生活スタイルに変えていったように、私自身にもそんな変化が起こったんだと感じています。

これから受講するみなさんは、働き方改革を単なる「残業削減のノウハウ」で留まらせず、人生のステップアップのきっかけとして、たくさんの方と触れ合っていただければと思います。


撮影/SHIge KIDOUE
文/山根かおり