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ワーク・ライフバランス基本データ解説

日本の労働生産性は先進7か国で20年以上連続最下位

2018年7月2日

【コンサルタントによる解説】

「日本の生産性は低い」という主張を聞いたことがある方は多いのではないのでしょうか。労働生産性を測る上で、参考になるのが、公益財団法人日本生産性本部が発表している労働生産性の国際比較です。労働生産性は以下の式で算出されます。労働生産性=GDP/就業者数(または就業者数×労働時間)。

国際比較のデータから、2017年の日本の労働生産性は、OECD加盟35カ国中第21位と、主要先進国の中では最下位であることがわかります。しかも、この傾向は近年の話ではなく、20年以上連続で主要先進国の中で最下位となっています。

また、労働生産性が高いとされていた日本の製造業。1995・2000年には主要国で最も高かった労働生産性水準は、2000年代に入ると大きく後退。2008・2014・2017年には14位となり、かつての優位性を失っていることがわかります。

「より短い時間・少ない労力で、より多くのアプトプットを生み出す」労働生産性向上の実現が、今後の日本社会にとって必要だと考え、日本政府は働き方改革を声高に叫んでいるのです。

出典:「2017年版公益財団法人日本生産性本部労働生産性の国際比較」
解説:村上健太