和田正人
- 中央大学法学部法律学科卒業
- 茨城県出身
- 証券アナリスト認定資格取得
- 国家総合職試験経済区分最終合格(2013年度)
[WORK]
10年間務めた前職の大手金融機関では、営業職として年商1億円未満の新興企業から年商1兆円を超えるプライム上場企業まで、規模や業種も様々な法人担当を経験。各カウンターとの丁寧な合意形成を得意とし、コロナ禍における企業支援においては社内外を広く巻き込みながら顧客に徹底的に寄り添う姿勢が評価され2年連続社内表彰を受賞。また、背中を見るだけでは若手は育たないという課題感から、営業部署の筆頭担当者として後輩向けに勉強会を積極的に開催するなど、部署内で情報やスキルを共有する重要性や必要性を身をもって体感。
これらの気づきから、働き方改革コンサルティングでも、経営トップ層から現場の若手まで丁寧なコミュニケーションを実施し、全員が納得感を持って取り組める手法にこだわりがある。また、一個人・一企業が変わるだけでは誰もが働きやすい働き方は実現しないという強い課題意識から、業界として・社会としてどうあるべきかという社会変革の意識を持って日々の業務に向き合う。
金融機関・自治体・自動車部品メーカー・建設業界・物流業界などに対するコンサルティング経験があり、働き方改革にとどまらない「働きがい改革」にも取り組む企業に対してのアプローチに定評がある。
[LIFE]
現在個人事業主である妻と二人暮らし。自分の趣味である野球観戦・お笑い・ホットヨガや妻の趣味である川歩き・家庭菜園・K-POPなど、お互いの様々な趣味を尊重しつつ、時に一緒に楽しむことも。旅行に行くことは共通の趣味であり、その際には必ず「旅のしおり」を作成、事前準備の大切さや不測の事態への対応力の重要性を感じている。
人生において「自分のやりたいこと」と「パートナーのやりたいこと」を双方実現していくにはどうしたらよいかを日々ディスカッションしており、各人が持つ様々な想い・個性を尊重していくことの重要性を熟知している。
前職のイメージから堅い印象を持たれることもあるが、実際は人好きの話好き。その特徴を活かし、社内ではエンタメ企画担当を担い、食事会や社内イベントを積極的に企画運営、社員の心理的安全性の向上に人一倍力を入れている。
なお、趣味の野球観戦では「データマニア」と言われるほど各選手のデータを隅々までインプットしており、数字への強さやデータ分析力は仕事の場面でも存分に活かされている。
私が当社に転職したきっかけは、この日本で30数年生きてきて、また前職の大手金融機関で10年勤めて直面した本当に多くの素朴な疑問からでした。
「なぜ同僚に子供が出来たことを部内全員で素直に喜べないんだろう」「なぜ今の職場の営業職や管理職には男性しかいないのだろう」「なぜ悶々と苦しんでいる若手に対して誰も声をかけないんだろう」「なぜ子供が出来たら育休を取りたいということを子供が出来る前に言わないほうがいいのだろう」「なぜあんなに仲の良かった友達夫婦は子供が出来た後にあんなに仲が悪くなってしまったんだろう」
これ以外にも同じような疑問は数えきれないほどあります。自分が特に悩んでいた頃に、たまたま手に取った当社の「働き方改革」の書籍を読み、一見違う事象にも見える上記の疑問が「働き方」というキーワードですっと一本線が通るような感覚がありました。
一方、同世代の社内の同僚や学生時代の友人たちにこの話をすると、ほとんど全員が「働き方」の問題であることに理解していながらも解決することを半ば諦めていることが分かりました。そこで気づきました。彼らには働き方の問題を解決する時間や余裕がそもそもなかったのです。
働き方の問題はこういった構造を持っている難しい問題。そこに気づいたときに、是非その問題に真正面から取り組んでみたいと考え、思い切って転職をしました。
当社の多くのクライアントが証明しているように、一度好循環が始まると加速度的に企業も個人も変化していきます。是非、多くの企業や個人の変化にご一緒し、社会全体が良い方向に変わっていくことに尽力出来ればと思います。