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【開催レポート】代表小室淑恵が、株式会社コメダの全社会議に登壇!「管理職の仕事は、メンバーの気持ちに寄り添うこと」

更新日:2021年12月07日

木やレンガを使ったぬくもりある空間で、くつろぎの場を提供してくれる喫茶店「コメダ珈琲店」。
その店舗を運営するのが株式会社コメダです。
店舗、工場、オフィス勤務者と、同じ会社の中でも様々な働き方があり、
スーパーフレックス制の導入・コロナ前からテレワークでの働き方を推進するなど
どの職場であっても柔軟に働けるように工夫を重ねてきました。


▲講演当日、コメダホールディングス 代表取締役社長   臼井 興胤氏と

そして創業から50年以上経ち、ネクストステップとして1200店舗達成を掲げる同社。
この大きな目標達成に向かって、従業員一人一人がこれまで以上に強みを生かし、さらに強いチームとなるために、弊社代表小室淑恵が2021年9月の全社会議での講演をご依頼いただきました。

「なぜダイバーシティが必要なのか ~多様な人材が活躍するために~」

前半は「なぜ多様な人材で成果が上がるのか」、その背景について、
労働力人口が少なくなり、多様な商品・サービスが求められる中で、
イノベーションを起こしていく必要があるからこそ、ダイバーシティのある組織が
ビジネスにおいても勝てることを解説しました。

ダイバーシティを推進するその目的は、推進そのものではなく、その先のイノベーションの創出です。
セミナーでは、イノベーション創出のためには「多様な人材」が「フラット」に議論できることが重要であり、この「フラット」が日本企業において難しく、その結果、判断する視点のあちこちに死角が存在してしまうのです。

後半は、人口構造の変化によって求められるマネジメントの在り方が変化したことに触れつつ
・よく陥りがちな「ダイバーシティ施策の罠」
・業績と生産性を上げるダイバーシティマネジメント
についての詳しく解説しました。

最後に事例を紹介。
「寿司 銚子丸」「とんかつ とんきゅう」等、飲食業界でも、先進的に取り組みの結果、
働き方を店舗スタッフ同士で「カエル会議」の手法を用いて議論することで、
「フラット」にイノベーティブな意見が活発に交わされ、結果として多様なスタッフがそれぞれに
働きやすい職場に変化していき、大幅に残業が削減され、社員のモチベーションと打ち上げが向上している実績を紹介しました。

たくさんのご感想をいただいたので、ご紹介いたします。

【いただいたご感想】
●ダイバーシティ化についてでしたが、人口オーナス期にある現代ではかなり重要だと感じた。多様な働き方を採用し、企業として改革すること。店舗社員として、結果も大事ですが関係の質を優先して良い循環を生みたいと思った。
●非常に勉強になりました。ダイバシティの必要性に腹落ちしました。もう一度動画を見て勉強したいと思いました。
●時代が移りゆく中で、今求められていることやチームのために自分が何ができるのかを一度棚卸する必要があると思った。また、仕事は1人で完結できることは限りなく少ないので、チームとして成果を出す働き方をこれから意識していきたい
●ダイバーシティについて、これまで女性メインなものだと思っていたが、多様性の中に男性もしっかり入っていることを理解できた。自分に部下ができた際にどのようなことに気をつけ、取り組むべきか少しだが理解した。
内容が濃すぎて短文で表せません。ワークライフバランスの重要性、傾聴する姿勢、フラットな組織作りを改めて考えていきたいと思います。
●率直にお話の仕方が面白く、見えない事への悪気のない差別や行動に関して「うんうん」の共感ができた事と多角的視点でダイバーシティの考え方や働く人間としての機能分析、マネジメントのヒントが分かり易く「なるほどー」とうなずけました。
●時代背景も含め、非常に分かりやすく聞き入ることが出来ました。
管理職である私自身思うこと、気づかされることが多く、ボーナス時代のマネジメントや考え方がベースにまだあったので、色々と考えさせられた。性別、人種だけでなく、様々なバックボーンを持ったメンバーがいる私の部署も十分ダイバーシティであり、主体性を以ってメンバーが活動できるよう自分の考えやスタイルを変化させていきたい。来年にはこどもも生まれるので育休の取得も行っていきたい。
●ダイバーシティに関して、今まで薄く内容を知っているだけでしたが、今回の講演でなぜ必要なのかが理解できました。目からウロコだったのが少子化対策には男性側が働き方を改革しなければならない、といった事です。自身も2歳の子供がおり、妻も仕事をしていますが育児への協力方法を考え直してみます。
●大変興味深く、納得のいくお話でした。これまで働いていて感じていた違和感について解消されました。
自身の意識を変えていくと同時に次の世代に自分が困った習慣を引き継がないようにしていきたいと思います。
正直、感動しました。小室さんがお話してただいた通りにコメダ珈琲が突き進んでいくと日本でも有数の素晴らしい企業になると思います。全員で同じ方向を向いて頑張りたいと思います。
●目からうろこの話が多く、自分からはなかなかとりに行けない情報を得ることができました。
これから先の時代の組織の作り方を学ぶことができました。”
●冒頭のワークファミリーバランス、ワークライフバランから共感できることが多く、非常に勉強になりました。講演を聞いていないパート従業員、外国人研修生にも影響が出せるよう仕事への姿勢、コミュニケーションに力を入れていきます。
●人それぞれ事情があって、出来ること出来ないことがある事を理解した上で、何ができるか、どうしたらもっと良い方向に進めるか、みんなで話し合って補い合って、尊重して行きたいなと思いました。
これまで漠然とダイバシティという言葉面をとらえていたが、この度の講演を通してより具体的に頭に描くことが出来、個々がとるべきアクションを具現化する方法が少しずつではあるが見えてきたように思う。すぐにできること、できないこといろいろあると思うがまずはできることから始めようと思った。
●このチームの中でなら自分の意見を笑われない、拒絶されない、罰されないという心理的安全性が高いことがチームの生産性を高めている。その環境を形成するよう努めていきたい。
●一番心に残った言葉は、「人生100年時代の評価者は家族」
家族が応援できる職場になるよう、自身の家族のみでなく、同僚・オーナー・加盟店のスタッフの
家族が応援してくれる職場を目指します。

小室淑恵・コンサルタントへの講演のご依頼はこちらからお気軽にご相談ください→ https://work-life-b.co.jp/contact/consulting_form.html

今回の講演でお伝えしたマネジメント手法は、
小室の著書、ベストセラー『プレイングマネージャー「残業ゼロの」仕事術』でもご覧いただけます!

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