Consult Profile

新井セラあらい せら

  • ワーク・ライフバランスコンサルタント
  • 財団法人 生涯学習開発財団 認定コーチ

国際基督教大学入学(看護のため退学)
独立行政法人 大学評価・学位授与機構 教養学士 国際関係専攻 学位取得

新井セラ

[ WORK ]

前職である工場監査の仕事で得た豊富な経験と知識、自身のグローバルな視点、本質的な課題を引き出すコミュニケーション能力など、多彩な才覚を駆使したコンサルティング・講演で高い評価を得る。複雑なプロセスを分解し、きめ細やかな観察と丁寧な会話を通じて相手の強みをさらに引き出し、本質的な解決へと導く手法に定評があり、誰でも瞬時に理解・行動できるしくみ作りも得意としている。国家的課題として「働き方改革」に直面する日本において、持ち前の英語力と世界基準での経験値・ビジョン、実践的な手法を駆使しながら、ワーク・ライフバランスへの取組みと効果を広く発信。豊富なヒアリング経験と中小企業経営者との対話などで蓄積された現場力も武器にしながら、全国の中小企業にまでワーク・ライフバランスを行きわたらせるべく日々邁進している。

[ LIFE ]

ニュージーランド人の父と日本人の母を持つ。自身は生まれも育ちも日本。兄が知的障害を抱えることから、障害のあるきょうだいを持つ健常者のための「きょうだい会」をボランティアで共催している。高校・大学時代には、癌と闘病していた母の看護と看取りを経験。闘病と仕事の両立、介護と仕事の両立が制約になることなく、誰もが活躍できる社会の実現を目指そう、と心に誓った。北海道出身で、現在は群馬県在住。モバイル勤務と新幹線通勤を活用しながら働いている。自身と夫、猫2匹の「2人+2匹」家族。2018年7月に第一子出産予定。趣味は料理と海外ドラマ鑑賞。「違いが格差を生むのではなく、豊かさを生む社会へ」という方針で活動する一般社団法人kuriyaを監事、プロボノメンバーとしてサポート。自身が地方出身・在住の為、地方企業への思いも強い。

経歴・想いをもっと読む

「高校時代から、母が癌と闘病していました。国際基督教大学に入学したものの、看護を優先させるため退学。その後まもなく母を亡くし、「大切な人を失う時は突然来る」ことを身にしみて実感しました。

ワーク・ライフバランスの概念に出会ったのは、ホテルのフロントスタッフとして勤務していたとき。弊社代表・小室淑恵の著書『結果を出して定時に帰る時間術』を読み、これからの日本に必要な考え方はこれだ!と衝撃を受けたことを覚えています。

「労働市場としての日本が優秀な人材を流出させずに定着させていける環境を作るためには、働き方を変えていかなくてはならない!」と強く実感。折しも自分自身が長時間のシフト勤務、休みの取れない職場にいたため、「働き方を変える」ということを少しでも実行すべく、マニュアル作成と引継ぎ体制の強化を行い、少しずつ休みを取りやすい職場に変革していきました。

その後、社会的責任監査を行うSTR-RS (Specialized Technology Resources -Responsible Sourcing。買収により現在は株式会社UL ASG Japan RS部門に変更) に入社。働き方の課題について現場を深く知るため、アメリカ、ヨーロッパ等のクライアントから依頼を受けて調達元の工場を回る社会的責任監査業務に従事しました。

ロスアンゼルスにいるベトナム人上司の元、日本各地に拠点を置く5名のチームでのモバイルワークを基本とし、日本の法律や国際基準に基づいて、監査先工場の現状について英語での報告書を作成するなど、多岐に渡る業務を行っていました。監査先工場とクライアント両者への中立的な立場から、国内法と国際基準のギャップ・現状について説明するスキルが高く評価され、監査人として多数の指名をいただきました。マニュアル作成や監査書類リスト、チェックリスト等の作成でプロセスの「見える化」も行い、スピーディーな人材育成と質の確保にも貢献しました。

監査では国内法の順守はもちろん国際基準を守ることが求められます。そして、このような監査が取引先のリスク判定に際して当たり前に行われているのがグローバルな常識であることすら、日本ではあまり知られていません。このままでは国際市場から日本がビジネス相手として選ばれなくなってしまうのでは?と危機感を感じたのですが、実際のところ、監査を受けるまでその事実を知らず、長時間労働の改善と属人的な業務のやり方からの脱却に苦労する企業が非常に多いことを実感しました。また、監査という立場では改善に向けて直接的に関わることができない点にもジレンマを感じるように。

こうして、2015年、株式会社ワーク・ライフバランスに参画して、自分が行うべき任務を遂行することに決めたのです。

これまで化学品メーカーや重機メーカー、建設設備業、運輸業などのコンサルティングに携わってきましたが、コンサルティングにおいては真にやりたいと思う事をいかに引き出していくかを常に大事にしています。特に、地方の中小企業では、経営者の方と社員の方の双方の想いを聞きながら風土変革していく過程を大切にしています。
講演においては、親しみやすさを感じて頂きながらも聞き手に合わせた事例・行動を促せるように意識しています。

最初にお話ししたように、私自身が早くに母を亡くしています。その経験から家族の大切さを痛感しており、次世代の子どもたちに魅力的な働き方を見せられる大人を一人でも多く増やしていきたいですね。」

2018年6月~育児休業を取得中。