養成講座

私たち、「養成講座」でコンサルタントになりました!

次に取るべき具体的な行動につながるのが『養成講座』の魅力。
当時の職場でも、フリーランスの現在も、大いに役立っています。

認定ワーク・ライフバランスコンサルタント(第41期)
壽野章子(じゅの あきこ)さん

養成講座を受けたのは、3人の育児をしながら放送局で働いていた頃

現在はフリーランスで活動していますが、『養成講座』受講当時は地元の放送局に勤めていて、3回の育児休暇を取得しながら現場で働いていました。

深夜まで働くことに何の疑問も持たない環境の中、仕事も私生活も満足できる形で両立させるには風土や仕組みを整えるしかない。それが組織にも個人にも不可欠なんだ、ということを周囲に伝え、実行する力をつけたくて、会社のサポートを受けながら受講しました。

学びを活かして役員や社長にプレゼンし、社内に変化を起こす!

「働き方改革について学びたい」と思ったとき、書籍やセミナーなど方法はいろいろありますが、この『養成講座』が圧倒的に優れているな、と感じる点は、「次に取るべき具体的な方法が見える、即、行動につながる」ということです。

たとえば私の場合、『養成講座』で学んだことを活かして会社の課題を具体的に洗い出した「提案書」を作成し、当時の職場のプロジェクトチームや役員を相手に働き方改革の重要性と方法をプレゼンしました。その結果、“カエル会議”を社内でスタートさせることに成功。相手がしっかりと納得できるだけの知識や情報を持てたおかげで社内に理解者・協力者が増えたのも嬉しい変化でした。“カエル会議”を進めていたときには社長室に行って直接トップに話したこともあります。

社長に直談判をするなんて我ながら大胆なことをしたと思いますが(笑)、養成講座で学んで自分なりに主張できる材料をつくれたことに勇気と自信を持てたからこそ行動できたんだと思います。そんな風に、「具体的な行動が取れそうだな。すぐにでも行動したいな」と思わせてくれること、そして、そのための“武器”を与えてくれること。それが『養成講座』の強みだと思います。

ほかにも、目の前の課題を細分化して深く分析することで解決策が見えてくること、組織のタイプ別に巻き込むべき人の順番や手法が違うこと、データの有効な利用法などなど、それまでの自分にはなかった論理的な思考で物事を分析していく方法を教えていただいたのは非常に大きな学びでした。そうした思考のプロセスなどは、今でも確実に自分のキャリアに活きていると思います。

人生まで変えてくれた『養成講座』。人との出会いも財産です

受講中は、メッセンジャーなどを使って講師の方(株式会社ワーク・ライフバランスの現役コンサルタント)に相談をさせていただくこともあり、とてもためになりましたし、大いに励まされました。受動的に「講義を聞く」のではなく、受講者自身が行うワークが多いのも特長です。その分、大変な面はもちろんありますが、着実に即戦力が身につきます。

自身の変化としては「今後どんな人生を送りたいのか」を深く考えるきっかけとなり、“ありたい自分”が見つかったので、独立して今に至ります。養成講座の卒業生でつくるエリアごとのコミュニティがあるのですが、私は「WLBC関西」に所属し、今は主に高知県と香川県の働き方改革をサポートしています。

受講中はもちろんですが、受講後も株式会社ワーク・ライフバランスのみなさんや、同期・先輩たちと触れあう機会がちゃんと設けられているので、良い刺激を得ることができます。ネットワークが広がり、切磋琢磨しあえる仲間が増えるのは本当にありがたいこと。私が会社を辞めるときも同期が長文のメールで激励して、背中を押してくれました。年に一度開催されるドリサミで直接みなさんに会えるのは本当に楽しみですし、今現場の最前線で起こっている情報をシェアしていただけることがありがたいです。

養成講座を受けようかと迷っている方がいらっしゃるなら、ぜひ一歩を踏み出していただきたいです。それをきっかけに、さらに大きく前進できると思います!

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絶対に役立つ講座だと確信を持っていた母が
娘にも受講を進め、親子でパートナーとして活動中!

認定上級ワーク・ライフバランスコンサルタント(関西第3期)
川上陽子さん(母)
認定ワーク・ライフバランスコンサルタント(第51期)
小山内優里子さん(娘)

●川上さん

WLB実現に向けた具体的なアプローチが学べることを直感

企業の研修講師として20年の経験を積んでいます。『養成講座』を受けようと思ったのは、「雇用管理アドバイザー」という両立支援助成金の審査業務をしていたとき。講師を探す中で小室社長や大塚さんのセミナーを拝聴し、WLBの真の意義や実現に向けた具体的アプローチに深く感銘を受けて、「これだ!」と直感したんです。現場の課題に即した解決法を提供していくために非常に有意義な講座だと思いました。

働き方改革というと「なんだかすごいことに挑戦しなくてはならない」と思う方が多いと思います。私もそうでした。でも、講座を受けてみると「実現へのプロセスは具体的でシンプル。ツールや手法を用いて、楽しく一歩一歩進めばよいのだ」という現実的なイメージがすぐに持てたんです。それが一番の収穫でした。

娘が生まれたばかりの頃には専業主婦も経験しましたが、仕事が好きなので、小学校に入ると同時にマスコミの仕事で復職。当時はパートタイムで、「家事が大変、子どもがいるから自由に動けない」とイライラしていろいろな不満を抱えていました。

その後、社会保険労務士として開業した直後に『養成講座』を受けて、「自分で工夫できることが多々あったんだ!」と気づきました。講師である株式会社ワーク・ライフバランスの社員さんたちがとても楽しそうで、ワークとライフの理想的なバランスを実践されていたのが印象的で。講座の内容自体が役に立ったのはもちろんですが、私にとってのロールモデルになる方たちが講師として教えてくださったのも非常に意義深かったです。

受講後は仕事の幅が広がり、ライフの面でも大きな変化が!

『養成講座』を受けたことで仕事の幅は確実に広がりました。現在は民間企業、行政、教育関係など幅広く、また規模も大企業から個人クリニックまで、多様なお客様に対して、働き方改革をテーマに研修、講演、コンサルティング活動をしています。提供するプログラムは、ロジカルなアプローチ(働き方改革の業務改善など)とエモーショナルなアプローチ(コミュニケーションやアンガーマネジメントなど)の融合です。

受講前はそれぞれ別々なニーズに対応してきましたが、受講後はこの2つをワーク・ライフバランス実現への両輪として、「働きやすい職場づくり」のプログラムをご提供できています。また以前はロジカルなアプローチのご依頼が多かったのですが、ロジカルだけでは進まなかった改革が、エモーショナルなアプローチも並行していくことで加速し、成果につながると喜んでいただいています。

仕事だけでなく、家族とのコミュニケーション、向き合い方も大きく変わりました。「今どう感じている、何がしたい」と自分の思いを伝える、相手の気持ちも聞く、という当たり前のコミュニケーションが取れるようになり、おかげで家族も協力して応援してくれるようになりました。かつてイライラしていたのは、私のコミュニケーション不足が原因だったのですよね。「仕事も家事も私ばっかり」「こんな状況では思うように仕事ができない」と、できない理由を家族のせいにしていた過去を振り返ると、申し訳なく思います(笑)。

『養成講座』を娘にも友人にもおすすめできる理由とは?

『養成講座』を受けて良かったと心から思っていますので、娘にも受講をすすめました。娘のために、というのはもちろんありますが、一緒にコンサルティングを進めていけるパートナーになってほしくて(笑)。志の同じ仲間がいればできる業務も増えるので、今後ますますがんばっていけるなと楽しみです。

娘だけでなく、仕事関係の友人にも『養成講座』をたびたびすすめていて、実際に受講した人もたくさんいます。なぜそこまで自信を持ってすすめられるかというと、一番は「実践的な第一歩が見えてくる」ということ。働き方改革は何なのかという本質的な捉え方がわかるし、ゴールに向けた第一歩が具体的に見えて、踏み出せるんです。まだまだ働き方改革の手法はノウハウとして広まっていないので、かなりの強みにもなります。

「働き方改革」は「生き方改革」です。借り物のトークや制度の知識だけでは改革はできません。『養成講座』ではコンサルタントとしての基本的な知識のみならず、豊富な事例をもとにした成功例・失敗例も学べます。そして、先ほどもお話ししましたが、株式会社ワーク・ライフバランスのみなさんが何よりも素晴らしいロールモデル。仕事の仕方、コミュニケーションの取り方、ライフを楽しんでいる様子を身近で見て学べる貴重な機会だと思います。そして、やってみると本当に楽しいんです。仕事先の方からも「楽しんでやっていますね」とよく言われます。

ぜひ、ご自身の「生き方改革」の一歩を講座で踏み出してくださいね。


●小山内さん

生活スタイルをポジティブに変えた母は社会人としての理想像

母は私が小学生の頃からバリバリ働いていて、正直「大変そうだな」と子どもながらに感じることもありました(笑)。養成講座を受けてからは、仕事に注力しながらも自己研鑽の時間をしっかり取ったりして、生活スタイル自体をポジティブに変えていました。イキイキと働く母の姿を目のあたりにし、「私もこんな社会人になりたい」と素直に思いましたし、ワーク・ライフバランスに関心を持つようにもなりました。

就職した会社ではいわゆるモーレツ社員の働き方でメンタルダウンをしてしまい、母からのアドバイスをもらって復職できた経験もあります。母から『養成講座』の受講をすすめられたときは、ちょうど自身が結婚を意識していた時期でもあり、今後の働き方・人生を模索していたタイミングだったので、ぜひ受けてみたい!と思いました。

要因分析の手法を学べたことが自分にとっての強みに

『養成講座』で得られる学びはどれも貴重ですが、中でも自分にとって大きな収穫になったのは「要因分析」のプロセスです。同時に、最も大変さを感じたのも「要因分析」でした。

働き方改革の必要性や生産性向上の方法など、理論や手法は容易に理解できるのですが「では、なぜうちの組織ではうまくいかないのか」「本当の課題は何なのか」という点にはなかなかたどり着けません。それまで「徹底的に考える」という習慣も時間も持っていなかったので、いざワークで要因分析をしてみると、自分が浅い分析しかできていないと気づき、衝撃を受けました。「最低5個まで掘り下げてください」と講師の方から言われても2個くらいしか思い浮かばず、3個出すのもやっと、という状況でした。

しかし、要因分析の宿題やワークの回数を重ねることでだんだんと深掘りができるようになり、「考える習慣」を付けることは大切だと実感しました。そして、要因分析を深めることで、他の人が何を考え、どのようなことを課題に感じているのか、どうやったら解決すると思うのか、という考えや価値観にまで触れることができ、それも大きな学びとなりました。

自分の人生を考え、ワクワクを生み出す。それが働き方改革

「働き方改革」の本質は「誰もが充実した人生を過ごせるようになる」という部分にあるのではないでしょうか。

一般的には、「働き方改革=残業削減/仕事と家庭の両立」というイメージが先行しがちです。でも実際には、ただ漠然と「何かを削減して早く帰らなければならない」「家庭を持っている人が優遇される」というようなことではなく、「どのようにすればもっと生産性があがり、やり甲斐が増えるのか」「自分の人生をどのように過ごしていくのか」ということを考えるひとつのきっかけとなる、“ワクワクを生み出すもの”だと思います。

私自身、仕事の効率化や生産性の向上に伴って、家族や友人との時間も以前よりぐっと増えました。以前は、「深夜まで仕事をしてぐったり、休日は寝るだけ」という生活でしたが、家族と団らんの時間を取ったり、友人とドライブに出かけたり、自己研鑽のために時間もお金もかけるなど、ライフも充実してきています。

働き方改革を進める中で、自分一人で考えるだけではなく、職場の人、取引先の人、家族、友人など、たくさんの人とコミュニケーションを取り、多くのアイデアや価値観に触れることができたというのは、私の中で大きな財産になっています。

これから受講するみなさんは、「働き方改革」を「単なる残業削減のノウハウ」でとどまらせず、人生のステップアップのきっかけとして、たくさんの方と触れ合っていただきたいと思います。

Y’s オフィス https://www.ys-office.info/

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撮影/SHIge KIDOUE
文/山根かおり