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養成講座を受けて人生が変わった!それほどの変化を感じています

ワークライフバランスコンサルタント養成講座 第55期卒業生

花岡真琴さん

働き方改革のエキスパートを養成するべく弊社が提供している「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」。2009年の開講から14年を経て現在70期が終了し、2000名以上の卒業生を輩出。社内の改革を精力的に進める方、コンサルタントとしてクライアント企業・団体の取り組みに併走する方など、各方面で多様に活躍されています。今回は、三菱ケミカルエンジニアリングの経営企画室で改革の中心となって活躍中の花岡真琴さん(第55期卒業生)にお話を伺いました。現在受講中の方、これから受講される方・検討中の方に、ぜひご覧いただきたいインタビューです。

三菱ケミカルエンジニアリング株式会社

花岡真琴さん

15年間の専業主婦経験を経て、三菱ケミカルエンジニアリング株式会社に派遣社員として3年間勤務。その後、働き方改革における活躍が評価され、契約社員から正社員へ。社内の改革に関わるきっかけは、小室淑恵の講演を聞いて感銘を受け、ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座の必要性を上司に直訴して受講したこと。講座を通して早急な働き方改革実行の重要性を改めて認識し、周囲を少しずつ巻き込みながら確実に取り組みを進めてきた。今年度は全社展開するまでに拡大中。

「もっとキャリアを上げたいなら・・・」上司の言葉に一念発起

会社からの指示ではなくご自身の意志で養成講座を受けてくださった花岡さん。そもそもなぜ「受講したい」と思われたのでしょうか?

受講を決めた当時は経営企画室と国際センターを兼務していまして、後者では伝票整理などを中心に行う一般職でした。上司が理解ある人で、「もっとキャリアを上げたいなら、今の業務を効率化して企画や管理の仕事をしたほうがいい。効率化できそうなことがあったら、どんどんやって」と。それで、どうしたら業務が効率化できるかなと考えていたんです。

 

経営企画室との関わりは、最初は全事業所と本社の事務スタッフが集まる会議に参加したことでした。内容としては、社内の業務で困っていることの情報共有をする会議を手伝ってくれませんか、というところからのスタートでした。

 

ちょうどその頃、そのプロジェクト内でワーク・ライフバランス社の小室淑恵社長の講演会があるというので、プロジェクトメンバー4人で名古屋まで聞きに行きまして。「もうこれ、やるしかない!」と目からうろこでした。もっと勉強したいと思いました。でも実際には何をしたらいいのか全くわからない状態。何とかしたいといろいろ調べていたら養成講座のことを知って、「私、これを受けたいです」と上司に伝えました。

 

 

会社側の反応はいかがでしたか?

受講料がかかるわけですから、個人の希望に応じて会社が負担するというのはやはりハードルが高いですよね。でも、とにかく「会社にとってメリットになりますから!」と何度も交渉して、「いいよ、受けてきて」と言ってもらえました。

正直なところ、プレッシャーはものすごく感じていました。受けるからには会社に還元しなきゃいけない、予算を割いてもらっているんだから最大限の知識と技能を身に付けて少しずつでも状況を変えていかなくては・・・と。だからこそ本気で取り組みました。

 

 

養成講座ではすぐにアクションに繋がるよう、毎回具体的な課題を出しています。花岡さんはどの内容にも積極的に取り組まれていましたよね。

はい、なにしろ本気ですから(笑)。出された宿題は全部、セオリー通りにとにかく実行していきました。

 

養成講座の宿題で朝メールドットコム®を使って日々の業務時間の使い方を振り返ることをしました。それがとても良かったので、社内でも使いたいと思いましたが、「どうやったら社内のみんながやってくれるか」というのが難しくて、すぐにメールで問い合わせました。そのとき電話でアドバイスをくださったのがコンサルタントの村上さん。ご相談しながらあれこれ作戦を練った上で上司に提案し、朝メールも導入することになりました。

会社全体で取り組む必要性があることを経営層にプレゼンする、という宿題もありました。それらも全て、地道にやっていきました。

 

養成講座受講後、御社内ではどのように働き方改革を進めていったのでしょうか?

まずワーク・ライフバランス社に講演をお願いして、上司には「鼎談(ていだん)しませんか」と伝えました。上司と2人ではなく、やはり担当役員にも参加してもらったほうがいいだろうということで。講演と鼎談をセットで実施しました。

その後、私から社長に「社外コンサルタントを入れて本格的に進めませんか?」という提案をして、ワーク・ライフバランス社のコンサルタントと共に取組みをすすめることになったんです。初年度と翌年度はモデル4チームずつを対象に、そして3年目は全社展開をしています。

 

1人で養成講座を受けた3年後、年間13名が受講するまでに拡大!

養成講座を受けていただいたのは2020年。そこから現在まで着実に取り組みが広がっていますよね。

今思い返しても、「自分がこんな風に変われるなんて」とよく思うんです。以前は会社の会議に出ること自体が少なかったし、出たとしても発言するなんてあり得なかった。それが今では自分が会議を主催する立場になったわけですから。

 

養成講座ではさまざまな企業・立場の人とお会いしますが、皆さん本当に頑張っているんですよね。そういう姿を間近で見て刺激をもらえるし、そんな中で自分なりに動くことで自信も出てきます。

 

私自身が養成講座のおかげで変われたし、それこそ「人生が変わった」とすら思っています。だから、社内でもより多くの人に同じ経験をしてほしくて「みんな養成講座を受けたらいいよ」と心から薦めています。

2年目でしたでしょうか、社内のモデルチームのメンバーだった女性が養成講座を受講したのですが、最終共有会のときに「私、すごく変わりました。やり甲斐ができました」という話をしてくれて。非常にうれしかったです。

 

具体的にはどんな学びを得ていただきましたか?

講師の話をただ聞くだけでは終わらない、自分で考えて動くことで実践的な知識や手法を身に付けていくのが、ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座ですよね。そこから得られたものは非常に大きかったです。

 

先ほどもお話ししたように、たとえば上司にプレゼンをするという宿題があれば、それをクリアしないといけない。実際、上司や同僚、知人に何度となく働き方改革のことを話しましたが、人に説明するには自分自身で納得した上で、さらに「どう伝えたら理解してもらえるのか」を検証する必要があります。人によってパワーポイントを使う場合もあれば、言葉での表現法を磨く人もいますが、とにかく自分の出せる最大限のパフォーマンスを発揮しないと、相手を説得できません。それを講座の中で経験させてもらえるので、プレゼン力や思考力が身についたと思います。

私が薦めて養成講座を受けた社員は、口々に「受けてよかった」「ほかの人も取ったらいいよね」と言ってくれています

 

今年は、御社の中で13名の方が受講してくださっていますよね!

そうなんです。「宿題が大変で・・・」なんて話しながら、「でも、思い切って上司にプレゼンしてみて良かったです」とか「子どもから、お母さん頑張っててすごいね、と褒められました。素直に嬉しかったです」とか。私まで嬉しくなるような感想がたくさん出てきています。

今までこんな会話もしたことがなかったですし、みんなが満足しながら変わっていけることが、本当に良かったと思っています。

 

知識を共有し、同じゴールに向かうコミュニティを作りたい

受講生が増えたことで、社内にどういった影響がありそうですか?

まだ自分の中だけでの構想段階ですが、養成講座の卒業生を全員集めてチームを作れたら今後の取り組みをますます加速できるんじゃないかなと考えています。

講座を受けたからこそ見えてくる課題や、やりたいことも各自に生まれているはずですし、学んだ知識を共有しながら同じゴールに向かって進んでいけるコミュニティがあれば、できることがぐっと広がるはずです。

 

それはすばらしいアクションになりそうですね! 花岡さんご自身にとっての養成講座はどんな存在でしたか?

養成講座を受けたから自分がステップアップできたのは間違いないです。自分が提案したことが会社全体の取り組みになっているわけですから。一社員が「やってみたい」と提案したことに対して「いいよ、やってみて」と信じてくれた上司や社長に対して非常に感謝していますし、その信頼があったからこそ自分も「会社のために頑張ろう」という気持ちになれました。

社外の方と話す機会が持てるのもメリットです。私は今でもFacebookなどで同期とつながっていて、彼女たちは企業勤めではなく自身でコンサルタントをしていたりするので立場は全く違いますが、すごく頑張っている姿が見えるので「私も!」と素直に思えます。そういう刺激って原動力になりますよね。

もちろん社内でもコミュニケーション力があがったと思います。今までなら話す機会がなかった同僚と「どうしたらもっと会社が良くなるか、より働き甲斐が出てくるか」という共通の目標を持って対話するようになり、人脈も広がりました。

全事業所で働き方改革に関わるプレゼンもしましたが、3年前の自分を思い出したら信じられない変化です(笑)。

 

自分や会社に変化を起こしたいならぜひ「養成講座」を!

─ コミュニケーションが活発になるというのは働き方改革を進める上で重要な要素のひとつですが、なかなか難しい部分でもあります。それが円滑に進んでいるのはすばらしいですね。

最近すごく嬉しく思っているのが、飲み会や懇親会などで各事業所の女性と話す機会をたくさん持てるようになりました。その話題が働き方改革について、なんですよ。「もっとこういうことしてみたい」「こうすればもっと取り組みが進むんじゃないかな」と、普通にそういう話ができる環境ってすばらしいなとしみじみ思ったりします。

もちろんそういう場でも「みんなも養成講座を取ったらいいと思う」と勧めていますよ(笑)

 

─社内ではどんな風に勧めてくださっているんですか?

自分の経験を語っています。提案力・プレゼン力が確実に身に付くし、働き方改革について学ぶことでさまざまなことにアンテナが張れるようになる。「私だって変われたんだから、みんなが変われるよ。会社にも貢献できる講座だと思うよ」と伝えるようにしています。

 

養成講座からスタートした働き方改革。4年目となる来年度はどのように進めていきたいですか?

今年やってみてまだうまくまわせていないこともあるので、まずはそれをしっかりケアして成果を確実に出していきたいです。ちょうどDX推進プロジェクトも立ち上がったので、働き方改革と一緒に進めていきたいですね。今回のDX推進プロジェクトに関わりたいと申し出てくれた70名中のうち、32名は働き方改革に取り組んで頂いているメンバーです
アンバサダーは70名いて、そのうち32名が働き方改革に既に取り組んでいたメンバーなんです。両者は非常に相性のいい取り組みですし、ソフト面は働き方改革、ハード面はDXというように、相乗効果で成果を出していけたらと思っています

 

養成講座の受講を検討中の方、これから受講する方にメッセージをお願いします。

日々の業務がある中で、勉強する環境を生み出していくのってなかなか大変だと思います。自分で起業している人はまだしも、企業内でやるにはその費用を出してもらうために、「上司に交渉する」というハードルがまずひとつあると思います。「この講座を取ったら自分にどんな変化が起きるのか、それを会社にどう還元できるのか」をいかに熱く、わかりやすく伝えるかが大切だと思います。

もしも会社のほうから「受けてきて」と言われているなら、それは大きなチャンスとして捉えていただきたいです。最大限の学びを得て積極的に還元していくことで、自身がキャリアアップできるだけでなく、本当に組織を変えていけるんです。養成講座にはそんなパワーがあると思っています。

元々は派遣社員で事務職だった自分がこんな風に変われた、その変化のきっかけが養成講座だったんですよね。最初から「変われる」と思って受けていたわけではなく、「お金を出してもらっているんだから本気でやるしかない」と腹をくくって、「本気でやってみたら変われた」というのが正直な感想です。

私は「自分って変われるんだ」という自信を与えてもらったし、本当に人生を変えてくれたといえるくらいのインパクトがありました。その人にとって何がチャンスになるのかわからないですけど、受けられるチャンスがあるんなら絶対に受けたほうがいいと思います。本当に、心からお勧めしたいです!

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