Case Study

個人から学ぶ成功事例

養成講座を経て、社内の働き方改革が3倍速く進むことを実感 具体的な行動指針を得られたほか、他社との交流も大きな財産に!

認定ワーク・ライフバランスコンサルタント(第60期)株式会社銚子丸おもてなし部研修指導課次長 三浦正嗣さん

千葉市美浜区に本社を置き、千葉・東京・埼玉・神奈川で回転寿司チェーン「すし銚子丸」を運営する株式会社銚子丸。働き方改革が進みにくいとされる外食産業で積極的な取り組みを続け、着実な成果を出しています。今回は、弊社のワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座を受講された三浦さんに、講座の感想やノウハウの活かし方などをうかがいました。

インタビュアー:インタビュアー:ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座事務局 山田由紀(以下WLB山田)

ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座とは

おもてなし部研修指導課次長 三浦正嗣さん
「働き方改革は必要不可欠な経営戦略」と実感できた養成講座

WLB山田:まず、三浦次長の社内での役割を簡単に教えてください。

三浦さん:アルバイトやパートスタッフ、社員、マネージャーまであらゆる階層の教育を行うおもてなし部研修指導課にて、誰もが働きやすい職場作りを担っています。外食産業は離職率が高くなりがちなので、スタッフの満足度を高めて離職率を下げ、同時に若手の人材確保にも寄与したいと思っています。

WLB山田:養成講座の受講は昨年5月頃で、御社内ではすでに取り組みが始まっていたタイミングでしたね。受講前後で何か変化したことは?

三浦さん:受講前は、「うちはよそ様と比べて遅れているだろう」と思っていました。でもせっかくだから臆せず頑張ってみようと。しかし、講座を通じて多様な業種の方たちと話す機会があり、「あ、どこも一緒なんだ。業界や規模を問わず、悩みは同じなんだ」と、まず感じました。

受講後は、「働き方改革を経営戦略として確実に実施していかなければ、新卒採用に人材は集まらないだろう。一年を通して中途採用を繰り返す会社になってしまうな」ということを非常に強く実感しました。
一緒に参加している同期の受講生との話を通じて、外食産業でも改革は成功するんだという自信もつきましたね。

WLB山田:今や銚子丸さんは外食産業の中でもトップクラスの取り組みを続けておられますが、多業種間の交流も大いに刺激になったんですね。

三浦さん:業界を問わずさまざまな企業のみなさんと話せたことが本当に励みになったし、勉強にもなりました。

養成講座の特徴のひとつとして、とにかく講師の方たちがグループディスカッションをしかけるじゃないですか、「いってらっしゃ〜い!」みたいな(笑)。最初は「初対面なのにどうしよう。どんな話をすればいいのかな」と思いましたが、普通なら出会わないテレビ業界の方と話したりするわけですよね。「ここの会社は労働時間が長いんだな、休みも取りづらいんだな」とか実際の話を聞くことで、「同じ悩みを持つ仲間が増えた」と感じました。仲間意識が芽生えちゃいましたね。

参考:養成講座では働き方改革についてオンライン会議システムを使用しグループディスカッションを行います

                         

心理的安全性の向上と、アクションプランの立て方を習得

WLB山田:4日間の講座の中でさまざまなインプット・アウトプットをしていただきましたが、どんな学びや気づきがありましたか?

三浦さん:働き方改革の担当者って女性が多いですよね。女性たちが会社の事務局として旗振り役になっておられる状況を知れたのは、わたしにとってちょっとしたカルチャーショックでしたし、心理的安全性も重要なキーワードだと思いました。

特に1 on 1(ワンオンワン)ミーティングの重要性に気づけたので、今では営業本部長である常務が積極的に社員と1on1ミーティングを実施したり、エリアマネージャーも店舗に出向いて店長やスタッフたちに実施しています。心理的安全性の確保にはコミュニケーションが最重要と学んだのでそこは順調に進んでいるのかなと思います。

WLB山田:受講されたノウハウは、社内業務で実際に活かしておられますか?

三浦さん:講義の中で、我々がコンサルタント役になってプレゼンをする回がありました。働き方改革のアクションプランの組み立て方を教わって、相手にどう伝えて説得するか、納得させるかということも考えました。弊社に最適なアクションプランをうまく立てられるようになったと思います。

営業部のエリアマネージャーたちも月間目標を立てていまして、従来は「目標を書いたら終わり」だったものが、「今月はこれとこれをいつまでにどんな手段で誰がやっていく」という責任者もしっかりと決めたアクションプランが具体的かつ明確になってきました。

WLB山田:講師がお伝えしてきた考え方やノウハウをもとに、うまく舵取りをしてくださっているんですね!

三浦さん:受けてみるまでは「どんな風に進めていくんだろう」と不安もありましたが、最後はやっぱり自分たちですよね。講師の話を聞くだけで会社での働き方改革が進むわけではなく、自分たちのオリジナルプランを作っていくことが重要なので、そのための基本的な考え方や具体的な進め方を教わったと思っています。

まずはしっかりと原因を考えて、課題もちゃんと捉えて、いつまでに何をやっていこう、とか、具体的な進め方がわかったのは非常に大きいですね。

                         

講師からの問いかけを機に、「会社の未来」を考えられた

WLB山田:講師とのやり取りはいかがでしたか?

三浦さん:御社の講師(コンサルタント)は、みなさん熱量が半端ないですから。「もう、やるしかないよな」と思わせてもらえるというか、とにかく負けちゃいますよね(笑)何より自分たちで考える「問い」をたくさん講師陣は仕掛けてきますので、多くの答えを出せることができ貴重な財産として残すことができました。感謝しております。

桜田さんから「上質な情報をコンサルタントが提供することが大切です」とよく言われましたし、相手を動かすためにどういう言葉で伝えたらいいかというのも勉強になりました。

あるとき、松久さんから「1年後のあなたの会社ってどうなっていますか?」という問いかけがあって。今月の売上とか目先の業績は考えますが、1年後の会社の在り方なんて考えたことがなかったな、と気づきました。松久さんが本当にうまく話を持っていきますからね、そこはやっぱりぐさっと刺さりましたね。

そこで1年後について考えてみたんです。今までやってきた取り組みはもちろん続けていかないといけないし、男性育休もインターバルも進めないといけない。そういうのが1年後、5年後にでもちゃんと定着していれば、うちの会社はもっとよくなってるよね、とみんなとも話すようになりました。

養成講座では働き方改革を推進するために必要な日々の業務の見直し、プレゼンテーションに関する宿題を実践・振り返りをすることでスキルを高めていきます。

WLB山田:今年また御社の社員さんが養成講座を受けてくださいます。今までおひとりで伝えてこられたと思いますが、いかがですか?

三浦さん:一緒に取り組む仲間が増えるのは、単純にうれしいですね。口頭ではなかなか説明しきれないことも多いので、実際に養成講座を体験してもらうことで、本人の意識がもっとあがってくると思います。

実は新たに養成講座を受講する方は時短勤務をしていて、他のスタッフより2時間早く退社します。終わりの時間が明確に決まっているので、もともと仕事が速いんですよね。その分、朝メールも非常に細かくやっています。きっと頼れる仲間になってくれるだろうと期待しています。

WLB山田:お仲間も増えることですし、これからもますます働き方改革の中心的存在を担っていただけると思います。とくにどんなことを意識して伝えていきたいですか?

三浦さん:講座を受けて感じた重要なキーワードのひとつは「働きやすさと働きがい」です。これがあわさって進んでいくのが理想ですし、社内に浸透していけばみんなからも感謝されると思います。これはやはり、僕が先頭に立って進めていきたいことのひとつですね。

うちの会社は、1人で仕事を抱え込む人がけっこう多かったんです。なので、僕からも「朝メール見たけど、けっこういっぱいいっぱいじゃないの?大丈夫?」と声をかけるようになったり、先日も朝メールにある人が「最近仕事がうまくいかないんです・・」と書いてあったみたいで、本部長である常務がすぐ電話して話を聞いたりしていました。

「働きやすさ、働きがい、そして心理的安全性」そこはもう、これからも続けていきたいなと思っています。

                         

定時に帰宅、休みも計画的に取れることで、家族の時間が充実

WLB山田:働き方改革を通じて、三浦次長の「ライフ」の面で何か変化はありましたか?

三浦さん:家族の時間が取れるようになったことが一番大きい変化です。今までを振り返ると「来週の休みはまだわからないな」とか、「急だけど明日は休めるぞ」とか。なかなか家族の予定も決められませんでしたよね。

今は1日の業務・1ヶ月分の業務がちゃんと決まっているし、朝メールで仕事内容をみんなが公開しているから突発もなくなった。なので、いつ休むかかがちゃんとわかります。定時であがれるようになったし、休みの日に電話がかかってくることもほぼなくなりました。

そういう意味では、家族の中の心理的安全性も増えたんだろうな、やっぱり。「あっちの部屋でまたお父さん、仕事の電話してるわ。休みなのに!」というようなこともなくなりましたから。(笑)

独身社員だと「トレーニングジムに通っています」とか、自分のプライベートな時間を充実させている人も増えていますね。

WLB山田:養成講座を受講してみようかな、と考えている方にメッセージをお願いします。

三浦さん:養成講座を受けることで、「今だけ」じゃなく、1年後、3年後、5年後といった「未来の会社の姿」を考えることができると思います。あなたの会社の先、未来が見えてきますよ!というのが一番かな。そして、働き方改革は、3倍は速く進むと思います!

他社の人との交流もとにかく楽しいので、それも大きなポイントですね。
外食産業でも、改革はできるんです。弊社は今年新卒が16名入りますが、そのうちの6名がうちのアルバイトから新卒生として入ります。アルバイト中に「社員さんもしっかり休めている」「店長もちゃんとシフト通りに帰っている」など、先輩たちの働き方を見たんでしょうね。そういった新卒生が今後、店長や幹部になっていけば、もっと働き方改革がスピーディに進んでいくのかなと期待しています。

■【銚子丸様働き方改革コンサルティングお取組み事例】外食産業での働き方改革にチャレンジする「すし銚子丸」39.5%増益しながら業務改革に風土改革も実現!~大手回転寿司チェーン「すし銚子丸」が働き方改革を推進しながら前年同時期比39.5%増益。5か月間でオンライン化推進、会議費360万円削減・教育生産性のUP、オンラインで魚の買付けも実施 。男性育児休業取得コンサルティングで常務が100時間の育児休業を取得、働き続けやすい風土へ~ https://work-life-b.co.jp/case/choushimaru.html

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