Case Study

社会を変えるイベントレポート

<テーマは「対話」>2021年7月10日、ドリームサミット2021を開催しました!

ドリームサミット(通称ドリサミ)とは?

弊社主催の「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」を受講後、「認定上級コンサルタント」や、「認定コンサルタント」(私たちは親しみを込めて”認定さん”とお呼びしています)としてご活躍中のみなさまとの、年に一度の交流イベント。
今年も全国から100名以上の認定&認定上級コンサルタントが参加しました!

ドリームサミット2021 オンライン会議

昨年のドリサミ2020のアンケートで「ワーク・ライフバランス社のコンサルタントと、そして全国の認定コンサルタント同士で、とにかくたくさん話したい!」というお声を多数いただき、今回のドリサミでは「対話」をテーマに、あえて結論や着地点を求めず、だけど新しく繋がったり、絆がより深まる時間を設けました。

なんといっても…弊社創業15周年!こうして歴史が動いた

まずは弊社代表小室淑恵からの熱いプレゼン

小室淑恵の熱いプレゼン

実は!ドリサミ当日が、弊社創業15周年記念日でした!(2006年7月10日創業)
そこで、リニューアルほやほやの、当社ホームページをお披露目!
なんと働き方改革で「業績が上がった」「給与が上がった」「男性育休が増えた」などの具体的な成果をあげた企業が検索できる、「働き方改革実績検索サイト」もオープンさせてプレスリリースしましたので、そちらもお披露目しました!https://work-life-b.co.jp/case15←ぜひ使ってみてください。

そして小室のプレゼンでは、創業15年間、政府に働きかけ続けた当社の歩みを、沿革ページを見ながら解説。
「2012年  初めて国会に呼ばれ、プレゼン! 国会の空気が変わる様子に同行した社員が泣いた」
「2016年  こうして総理に官邸で直接プレゼンする機会が!」
「2018年  国会で参考人答弁に呼ばれ、働き方改革関連法案が可決!」
「2019年  140人の経営者がが一斉に男性育休100%宣言の色紙をかかげた瞬間!」
「2021年  男性育休義務化法案が衆議院を通過!」
などなど、「歴史が動いた!」場面での数々のドラマを振り返りました。

そして実は、弊社は3年に1度、法改正に関わってきたという事実!
当社には言霊効果というジンクスがあり、これまでも「言い続けてきたら実現した!」と思うような成果を積み重ねてきました。これらの成果は、全国各地で一緒に働き方改革を進めてくれている、みなさんの努力と応援があるから実現できました。

小室パートの最後は
「このペースで行くと次は2024年(笑)!勤務間インターバル導入を実現させよう!」と締めくくられこの言葉はきっと言霊となり、2024年に叶うでしょう。

参加した認定コンサルタントの皆さんからは
初めて知る行政との働きかけの裏側を聞かせていただき、決して簡単な道ではなかったことを知ることができありがとうございます。
そんな戦いを乗り越えてこられたのですね。胸が熱くなるとともに、勇気をいただきました!

といった熱い感想をいただきました。

「医者の不養生」では済まされない!働き方に「聖域」をつくらないために

続いて、医療プロジェクトからの発表。
医療プロジェクトは、医療分野の働き方改革に興味のある認定コンサルタントと当社コンサルタントがタッグを組み、医師の働き方改革実現について協議しているプロジェクトで、昨年のドリサミで発足しました。

調査によると医師の働き方は
・週60時間以上労働の割合が高い
・76.9%の医師が「ヒヤリハットの経験がある」と回答
・勤務医の3.6%が「自殺や死を毎週または毎日考える」と回答
など、過酷な働き方によって心身共に疲弊しているのが現状です。

これまでは、「医師は聖職だから」と、過酷な労働環境については見て見ぬふりをされてきました。
しかし医師も一人の人間。
患者の命を守るためには、医師自身も元気でいなければ。
もはや医者の不養生では済まされないのです。

発表では、当社が働き方改革のサポートをさせていただき
「勤務時間は減ったけれど手術件数が増えた」
といった成果のでている長崎大学病院の事例をシェアさせていただきました。
https://work-life-b.co.jp/event/nagasaki.html

いざ、対話。雑談ルーム、オープン!

そうしてお待ちかね、社員との雑談タイムへ突入!
今回は社員ひとりひとりが雑談テーマを設定し、参加者には入りたいルームを選んでいただき12分×3回のブレイクアウトルームを実施しました。

ありがたいことに「選べない!」「どれもいい!」「3回じゃ足りない!」というコメントをいただく一方
「●番の部屋、オススメですよ~」と自ら宣伝したり
「自分の部屋、●●より参加人数が少ないのは悔しい!」と本音が漏れる社員もいて
こんな風に認定さんとの距離が近くフランクな雰囲気で楽しめるのも、ドリサミの魅力の一つです。

雑談ルームで盛り上がっていたであろう、
メインルームに戻ってきたときのみなさんの明るい笑顔がとても印象的でした。

ワーク・ライフバランスコンサルタント”クレド”

「もっと話したい~!」と後ろ髪をひかれる思いの中、続いては、
「ワーク・ライフバランスコンサルタント クレド」の読み合わせに移ります。

クレド(Credo)とはラテン語で「志・約束・信条」を意味する言葉で、そのチームが心掛ける行動指針のこと。
ワーク・ライフバランス養成講座受講生も1600人を超え、様々な属性を持ち、個性的なメンバーが集まる中、その多様性がゆえに戸惑いが生まれることがあるのもまた事実。
そんなときに「心のよりどころにしてほしい」という想いで、認定さん・社員相互に寄せ合った言葉を、私たちWLBコンサルタントのクレドとしてまとめました。

クレドについて、こんな感想をいただきました。

・自分が本当に大切にしていることが詰まっていたので、私もWLBCの一員だと心底思えました。
・見えなくなったら、前に進めなくなったら、見返しながら進みますね。
・社の経営理念のように、皆さんがこのクレドの指針に従って動くことが、よりWLBを強くしていくと思います。
・素敵なクレドだなと思います。今までもみんなで共有していた感覚ではあっても言葉になり、形になることで時々見返して確認できるものとして大切にしたいと思います。

エンドロール、そして涙と仲間の存在

最後に、これまでの15年を振り返るムービーをみなさんで鑑賞しつつお別れの時間へ。
ムービーのあとに、感極まった小室が涙…
それをみた参加者のみなさまからも…

「やばい、泣けてくる。我が国をこんなに考えている人たちっていますか」
「目頭熱くなる」
「私も泣けてきました。」
「元気もらえます、本当に。熱い思いが伝わりました!」
「胸が熱くなって元気をもらえます。ありがとうございます。」

というコメントがチャット上に次々と寄せられ、その場の一体感がぐんと高まるのを感じました。

普段、私たちはそれぞれの職場・環境で、個々に活動をしています。
けれど「日本の働き方を変えたい。働き方で悩む人をなくし幸せになってほしい!」という志は同じ。
離れていても、同じ志を持つ仲間が全国にいるという心強さを今回のドリームサミットを通して、改めて感じることが出来ました。

来年度もドリームサミットを開催予定!
参加条件は「認定コンサルタント」であること、のみです。
まずは養成講座を受講し、私たちと一緒に、自分の、職場の、日本の働き方を本気で改革しませんか?
▼ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座について
https://work-life-b.co.jp/service/course.html

オマケのはなし

今回の参加者には、プレゼントをご用意させていただき、事前に送付しておりました。

<15周年記念スペシャルプレゼント>
・お菓子のギフトボックス
・WLBコンサルタント クレド
・社員からのメッセージ

お菓子のギフトボックスはsweet heart projectのもので、 福祉工房の方がひとつひとつ心を込めて手作りしてくださったもの。 しかもお菓子のラベルにまで当社名を入れてくださり 特別感のあるギフトに社員も含めてテンションが上がりっぱなしでした!