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自由な発想でワクワクしながら
新たな取り組みを
働き方を見直し、
テレビ業界の変革期に挑む

株式会社テレビ新潟放送網

代表取締役社長
正力 源一郎 氏

株式会社テレビ新潟放送網 正力 源一郎 氏

1986年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、日本テレビ放送網(株)入社
同社報道局経済部長、札幌テレビ放送(株)取締役報道局長、(株)CS 日本 代表取締役社
長などを経て、2023年より現職

※本ページ記載の内容は2025年3月31日現在のものです。

◆貴社ご紹介やお取組み前の課題

テレビ新潟は、1981年に開局した日本テレビ系列のローカルテレビ局で、新潟県内を放送エリアとしています。かつて当社は番組制作や営業活動で長時間労働が常態化し、業務の属人化も課題でした。そんな中、テレビ業界は変革期を迎え、既存の業務に加えて、Web上でのニュース配信、動画コンテンツの制作といったデジタル展開への対応、テレビ以外でのビジネス拡大など、新たな課題と向き合う必要が生まれました。

◆弊社とのお取り組み内容

「働く人が幸せでなければ、自由な発想やより良いコンテンツを生み出すことはできない」当社は働き方の見直しや業務改善に取り組む社内キャンペーン「Happy ワークチャレンジ!」をスタートさせました。2019年に株式会社ワーク・ライフバランスの小室社長に全社講演を行ってもらい、2021年からは伴走支援をいただきながら、役員ワークショップ、管理職研修、働き方を変える「カエル会議」などを開催してきました。各部署で仕事の
棚卸しをして、業務を“見える化”したり、マニュアルを作成して業務の“属人化解消”を進めたりしてきました。また職場における「心理的安全性」の大切さを学ぶなど、働くうえでの意識改革にも取り組んできました。

◆今後の展望・意気込み

長く続けてきた働き方を変えるのは簡単ではありません。「業務改善のための時間がとれない」「負担感が強い」といった声が社員から上がり、マインドチェンジの難しさを感じる場面もありました。それでも「新しい働き方を考えるきっかけになった」「前例踏襲ではなく、無駄なことはやめようという意識が生まれた」という声もあり、少しずつですが働き方の改善が進んできたのかなと思います。私は社長に就任してから、「仕事はワクワクしてやろう」と社員に話してきました。変革期にあるテレビ業界ですが、社員がワクワクしながら、自由な発想で、新たなコンテンツや事業を生み出していくために、今後も必要な取り組みを続けたいと考えています。ワーク・ライフバランスの皆さんには働き方の見直しで悩む企業のため、益々御活躍されることを祈念しております。

株式会社ワーク・ライフバランスについて

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