Case Study

人事院沖縄事務所様

受講生から大好評につき8年連続実施の人気講座「女性キャリアアップ研修」
バリキャリだけじゃない!自分らしく組織に貢献する働き方を手に入れるための講座を
人事院沖縄事務所が2014年から8年連続で実施中!

人事院沖縄事務所様 事例

株式会社ワーク・ライフバランスが提供する女性向けキャリアアップ研修を、2014年より導入している人事院沖縄事務所。 本講義を通じてこれまで抱いてたマネジメント像のありかたが変化し、参加者自身のキャリアアップについてあらためて考える機会として活用されています。
今回は、ダイバーシティや女性活躍推進という視点からも注目の本プログラム「新時代のマネジメントについて考える」について人事院沖縄事務所ご担当者永山様・伊敷様のご感想も交え、プログラム内容や構成のポイントを、担当講師・横山真衣が解説しながら、女性活躍推進の取り組みの事例としてご紹介します。

 

「視点を変えた新しいマネジメントスタイル」を学べる研修。
女性職員が自分なりの管理職像を描けるいい機会に。(ご担当者様インタビュー)

人事院沖縄事務所ご担当者:永山様・伊敷様

WLB(ワーク・ライフバランス社。以降WLB):当社にご依頼いただいた経緯をお聞かせください。
永山様・伊敷様:男女共同参画社会の実現に向け、公務における女性職員の登用拡大を促進するため、「女性職員キャリアアップ研修」を2014年度から実施することとなりましたが、当時の沖縄県内の現状としましては、ロールモデルとなるべき女性管理職員の少なさが課題の1つでした。女性職員のさらなる自己成長に向けたモチベーションの向上、自己を客観的に見つめ、中長期的な目標を立て、これからの働き方を創造することのできる研修を計画し、これらの内容を体系的に講義することが可能な団体・講師を探しておりましたところ、視点を変えた新しいマネジメントスタイルを提供することができる御社(WLB)にご依頼しました。

WLB:当社の研修へのご期待をお聞かせください。
永山様・伊敷様:本研修は、県内各機関の女性職員を対象に、管理職員への登用候補者層の拡大を図ることなどを目的として実施していますが、女性職員の管理職登用とはいっても、これまでの画一的な管理職像ではなく、女性職員がこれからの働き方を創造する上で、必要な知識や手法を得ることで、自分なりの管理職像を描けるようなカリキュラムを意識しています。

この点において、御社から提供される研修内容においては、受講者自身のキャリアを棚卸しし、強み・弱みを客観的に可視化し、これからの働き方をワーク・ライフ・バランスの観点からキャリアデザインすることなどが設定されており、研修の目的に沿うものと期待を持ってご依頼しました。

WLB:当社研修で印象に残っている点や特に効果的だと思われている点をお聞かせください。

永山様・伊敷様:印象に残っている点は、研修の中で、横山先生自身がかつて御社に入社した当初は、まだ上手く時間管理ができておらず、その改善に約6ヶ月程度時間を要したとお話しをされていて、横山先生のような方でも、そういった時代があったのかと親近感がわき、我々もこれからすぐに結果は出なくても、継続的に色々なスキルや方法などを試して、自分に合ったスタイルを身につけていけば良いと感じられた点です。

研修実施に当たり、特に効果的だと思う点は、「なぜ今ワーク・ライフ・バランスが必要なのか」、という社会全体の背景を研修の導入の段階で受講者に説明することで、その後の具体的なスキル等に関する講義についても受講者がよりハラ落ちした状態で前向きに取り組めている印象があり、その点は非常に効果的だと感じています。

 

ワーク・ライフバランス 沖縄人事院 女性活躍

 

「キャリアアップに前向きになれないのは“向上心のなさ”だと思っていたけれど、まさか単なる考え方のクセだったなんて!」といった大きな変化も!(以下、横山による解説)

インタビューの中でもあったとおり人事院沖縄事務所では、女性活躍推進に取り組むべく女性管理職比率の向上を目指すなかで、「沖縄県内に所在する国家機関の職員を対象に、キャリアアップ研修を実施したい」という思いから、2014年から毎年「沖縄地区女性職員キャリアアップ研修」を6時間×2日、全12時間で実施しています。

2日間の内容は、キャリアの棚卸しや自身の傾向を把握するモチベーショングラフを書いてみたり、スキルアップの為のタイムマネジメントやプレゼンテーション、効率的な会議運営のやり方や働き方を変えるコツなどを織り込んだものになっています。 コロナ禍前までは講師が沖縄にうかがい、集合型の対面形式で実施していますが、2021年からはオンライン形式でもご提供しています。

初日は上司から行けと言われたので参加したという方や、管理職に興味がないのに参加させられてしまったという感想をお持ちの受講生も、1日目が終わるころには表情が晴れやかになり、他の受講生と楽しそうにワークディスカッションに参加。

2日目が終了したときには、

  • キャリアアップに前向きになれないのは向上心の無さだと思っていた。評価をお世辞や社交辞令と受け止めていたが、周りや上司の評価を全てお世辞というわけではないと考えるようにし、有難く評価を受けてみようと前向きに思えた。単なる考え方のクセと受け止めることができた。
  • これまで受講した研修の中で一番といっていいくらい、とても充実した内容を学ばせて頂いた。
  • 非常に良かったです。想像していた以上の収穫が得られました。職場でも還元したいです。
  • 組織で働くことで無理だ、変革できないと思っていた点も、様々な視点で変えられるし、自分自身の見つめ直しにもなった。
  • 内容がとても有意義であり、管理職や同僚にも聞いてもらいたいと思える研修だった。是非フィードバックしたい。
  • 自分の何が足りないか、そのためにはどうずれば良いのか、これまで流されていた自分ではなく、考えて実践してなりたい自分に近づけるように頑張っていきたいと思いました。
  • 壁と考えているものが、意外に壁でもなく、むしろ自分の思い込みかもしれないと気付かされた。
  • 家族も含め、自分のキャリアプランを考えたことがなかった。具体的なイベント、年齢を書き出したことで、何を考えないといけないか、どんな準備が必要かを認識した。
  • 人前でお話をするのは苦手意識を持っているので、難しいものだと思っていた。プレゼンテーションのコツを覚えたら、あまり話すのが得意ではない私でも少しは上手くなるような気がしました。
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    といったアンケートが寄せられるなど、ご自身のキャリアを前向きにとらえ直す時間として活用いただいています。

    事務局の皆さんからは講義終了後すぐに「毎回受講生から好評を頂いております。来年もよろしくお願いします。」という嬉しいお声をいただくなど、常に満足度100%をたたき出す人気講座となっています。

     

    「管理職なんて自分にはムリ」から「不完全なリーダーでも良いということを知り、自信が持てた」と意識転換が起こるには、ポイントがあるんです

    最近あらためて注目されている、ダイバーシティや女性活躍推進というキーワード。 「多様性を取り入れて、業績向上しましょう!」という強いリーダーシップを連想させるメッセージを耳にしますが、本来は、一人ひとりの個性にあった働くスタイルがありますし、リーダーシップの実践方法も十人十色なはず。こうした前提をふまえ、本講座は、ご自分を把握し、今後どうなりたいのかを他でもない自分自身で、キャリアをデザインできるようになることを意識して構成しています。参加者とのディスカッションや講義を通して新たな情報をインプットし、価値観を広げることでありたい理想像を再構築。理想像へ近づけるよう、その一歩を踏み出す後押しが出来ればと考えています。

    たとえば、「あなたに管理職になってもらいたい」というメッセージを、男性は「ぜひ!」と前向きに受け取るかもしれません。でも、女性は「詐欺師症候群」といって、自分は評価に値する人間だとは思わずに、たいした能力もないのに誉められてしまったと罪悪感を覚え、まるで誉められたことが何かのまちがいのように感じる心理が働きます。十分な実力がありながら理由もなく自信をもてずに悩む症状であり、女性の方がなりやすく、この症状に行動を束縛されやすいのです。

    さらに、旧来型の管理職は「毎日残業、私生活すべてを仕事に捧げる、上からも下からも評価されない気の毒な役職」という印象が根強い企業も。 その結果、「いえ、私には荷が重すぎますので辞退させてください」ということにつながることもあります。こうした印象や実際に取られている選択の数々によって、賢くキャリアを重ねたい女性ほど役職としての成長を望まず、自分だけの仕事・自分だけの環境に閉じこもってしまうことにもつながってしまいます。

    「管理職はワーク・ライフバランスを犠牲にする存在」「スーパーマン/ウーマンといったすごい人がなる存在(だから自分にはムリ)」というネガティブな印象や意識を、「自分はどのような姿だったら目指せるだろうか?」と自分ごとに引き寄せ、ポジティブなものに転換するには、次のようなポイントが4つあります。

    女性活躍の4つのポイント

     

    「私は今のままでいい」という人にこそ、「なぜ今、女性活躍推進が求められているのか」その背景を知り、組織にとっての多様性の重要性を真に理解して欲しい

    私自身も前職で管理職になりたくないという経験があり、2007年にワーク・ライフバランス社に参画してからも、「私は今のままでいい」と、リーダーに手を挙げることもなく、どのように後輩をマネジメントしていけばよいのか分かりませんでした。正直、目の前の仕事に精一杯だったのです。 ですから、上司である弊社代表の小室淑恵から、なぜ私がリーダーを引き受ける必要があるのか、後輩を育成していく必要があるのかを説明をされ、そのやり方や道のりを教えてもらった際に、複雑に絡まった心の中が1つ1つ丁寧に解きほぐれていき、新しい扉が目の前で開いた気がしたんです。

    「なぜ今、女性活躍推進が求められているのか、その背景を知り、組織にとっての多様性の重要性を真に理解する」(ポイント①)は、自身を取り巻く環境の変化を知ることで、現状維持ではなく、自身の在り方も変わっていくことを知ってもらえたらと思い、様々なデータを織り込みながら、日本社会で働き続けるために知っておいていただきたい情報を届けられるよう意識してお伝えしています。

     

    親の介護なども見据えた上で、現状を明確化。
    周囲と共有する時間を通して価値観を広げ、理想像を再構築

    初めて見聞きする情報に触れ、新たなインプットをしていただくことで、今まで見えていた世界が全く別のものに変わると思います。たとえば親の介護は、誰もが現実から目を背け、考えを先延ばしにしてしまいがちです。しかし、いつか来るのであれば、今から家族間で話し合いをしたり、情報を集めることもできるのです。

    自身が置かれた状況をあらゆる角度から見つめ直し、現状をワークシートを用いて明確化します。その上で改めて何を望んでいるのかを考え、さらに他の受講生と共有することによって、今までの自分にはない価値観を手に入れることができ、理想像を再構築することに繫がるのです(ポイント②)。

     

    「すごいリーダー」ではなく「このリーダーといると自分が最も成長できる」人がこれからは求められる

    リーダーと聞いて思い浮かぶ像を話し合っていただくと、必ずと言っていいほど猛烈に仕事ができる人、カリスマ性のあるすごい人が浮かび上がります。 そういった人と自分を冷静に比較し、「だから無理」と決めつけてしまう方が大半ではないでしょうか。また、旧来型マネジメントに象徴されるすごい人ではありながらも、「俺の背中を見て付いてこい」と、何も教えてくれず見て学べというタイプも女性達にとって、なりたい姿ではありません。

    これからは誰もが時間制約を持つようになります。すべての仕事を引き受けて部下を帰らせる「すごいリーダー」ではなく、属人化を排除しチームで互いをカバーしあう仕組みを作ったり、リーダー自身が弱みをさらけだし、互いの強みを認め合える。すなわち、部下や後輩が「このリーダーといると自分が最も成長できる」と思える存在となり、今までと同じマネジメントスタイルを目指す必要はないことを知ることが大切です(ポイント③)。

    社会の環境を踏まえて 沖縄人事院 女性活躍

     

    即使える実践的スキルをレクチャー。多くの女性が苦手意識を持つプレゼンテーションやロジカルシンキングなどがお勧め

    目の前の管理職が、何でもできる場合、自身のスキル不足により、キャリアアップに前向きになれなかったり、自分に自信が持てない場合があります。だからこそ、職場で即実行に移してもらえるよう実践で使えるコンテンツ提供は必須だと考えています。(ポイント④)お勧めは多くの女性が苦手意識を持つプレゼンテーションやロジカルシンキング。他にも会議を進行するスキルであるファシリテーションや、コミュニケーション円滑化のためのコミュニケーション術、また仕事の効率化向上のためのタイムマネジメントも人気です。

    課題解決シート 沖縄人事院 女性活躍

     

    女性活躍推進やダイバーシティで制度見直しからやると失敗します/働き方改革は必須

    女性活躍推進やダイバーシティというと、制度の見直しや拡充を行ってしまいがちですが、実はこれは大きな落とし穴です。 なぜなら、制度はあっても使えない風土に問題があるからです。

    そのため、本講座でも働き方を変えるためのプログラムや事例を数多く紹介するよう心掛けていますし、実際にアンケートでも「私だけではなく、上司にこの話を聴いてもらいたい。」「自分1人でやることが大半だと思っていたが、チーム全員でやらなければ効果は得られないし、続かない。皆が嬉しい環境を作らないと自分は早く帰れないことに気が付いた。」といった反応が寄せられています。

    これから、もしくはあらためて、女性活躍やダイバーシティを進めていきたい!と考えられるのであれば、女性の上司である管理職の意識改革と、会社全体の働き方を変えることはセットであることを念頭に置きながら、プランを立てられることをおすすめします。 おひとりでプランを考えることが不安な方は、弊社の女性活躍推進コンサルティングをご活用いただくのも効果的です。

     

    担当コンサルタント
    • 横山真衣

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