Case Study

東大和市様

勤務間インターバル宣言、女性の再就職応援宣言等の効果で職員採用の応募数が約5倍に!市長自らが職員446人との1対1の面談を実施!ヒトに注目した働き方改革で職員がチャレンジ精神を発揮し、時代に即した政策を立案・実施する体制の強化へ!

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東京都の多摩地域北部に位置する東大和市では、2023年11月、自治体で初めて「女性の再就職応援宣言」に賛同するとともに、「勤務間インターバル宣言」にも署名。2024年1月からは、生産性の高い職場環境の構築を目指し、弊社とともに働き方改革懇談会を設置するなど、働き方改革や女性活躍を推進しています。今回は、東大和市働き方改革懇談会の座長を務める弊社コンサルタント永田瑠奈と和地仁美市長による対談が実現。東大和市の取組や今後の展望について語り合いました。

◎職員が人生と仕事を充実させるための働き方改革

永田:最初に、東大和市が働き方改革に取り組まれたきっかけと、取組を通じて目指すイメージについてお聞きできればと思います。

和地:私が東大和市長に就任して1年になりますが、市長になる前は12年間、市議会議員として東大和市の市政に関わり、職員の皆さんと接してきました。ずっと民間で働いてきた私から見て、行政のプロの法的な知識や、きちんと手続きを経て物事を進める生真面目さはすごいなと思っていました。

一方で、近年は地方分権が進み、近隣の自治体がある種コンペティター(競争相手)となり、行政には定型業務以外に、プロモーションの仕事などが求められるようになっています。にもかかわらず、従来のやり方を踏襲し、いたずらに勤務時間が長くなって、職員が疲弊しているのを感じていました。「民間とは違う」「どうせ行政だから」というあきらめムードもあり、「市役所の雰囲気は暗い」「職員の笑顔がない」という声が市民から届くような状況だったんです。

そこで、市長に立候補するにあたって「市民の役に立ち、市を発展させる市役所に。職員がチャレンジ精神を発揮し、時代に即した政策を立案・実施する体制の強化」という経営方針を掲げました。

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永田:職員の皆さんの働き方を取り上げているのが特徴的ですね。

和地:どうして職員に注目したかというと、行政を運営ではなく経営として考えたとき、経営の4大資源といわれる「ヒト・モノ・カネ・情報」の中で、行政が一番力を入れるべきはヒトだと感じたからです。私たちは民間のメーカーのように、いい商品を作ってお金を増やすことはできなくて、行政サービスのほとんどは無形のソフト的なサービスです。職員の力で街の魅力は大きく変わりますし、ヒトの部分は自らの努力で大きく伸ばすことができる部分だと感じていました。

また、“公僕”という言葉があるように、行政にはどうしても「自分を犠牲にしてでも市民のことを考えなければならない」といったイメージがありますが、職員自身が幸せでなければ市民の幸せも考えられないですし、充実したアイデアも生まれません。職員の力を結集することで、掛け算効果で市がよくなるわけですから、職員が充実して自分の人生と仕事も大切にして、日々、やりがいを感じて過ごせるような研修が必要だと思っていました。

◎3カ年計画で職員の働き方を変える

永田:そんな中、弊社にコンサルティングをご依頼いただいたのは、なぜでしょうか。

和地:就任当初、「働き方改革の研修は年に1回講演会を行っています」との報告を受け、その時点ですでに研修が準備されていました。その研修を否定するつもりはないのですが、もっと東大和市に合った取組ができないかなと考えていたところ、御社のオンラインセミナーを拝見し、先進自治体の事例に触れ、「これだ!」と思いました。

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ただ、トップの強制で進めても効果が薄まると考え、セミナーのアーカイブを庁議メンバー(会社における役員会のメンバー)に見てもらい、感想を聞いたところ、前向きな感想が返ってきたので、意思統一を図った上で御社にご依頼しました。

永田:ありがとうございます。行政機関の難しさは、市長が外部から来てトップになるところにあります。でも、和地さんの素晴らしさは、早くから職員の皆さんを巻き込み、1人1人の主体性を大事にしながら「一緒にやっていくんだよ」という方向性を明確に出したことだと思います。

和地:実は、就任時の記者会見では、自分で研修するという話をしていたんです。ただ、いくら私が「民間ではこうなんだよ」と言っても、「市長の考え・和地仁美の考え」と受け止められてしまうと、どこか、自分事と捉えてもらえず、職員の中に危機感も生まれないのではないかと考えました。また、トップダウンに対するアレルギーも考えられます。

その点、市長が言っていることと外部のコンサルタントが言っていることに共通点があれば、「ほんとだ!」と腹落ちする効果があります。また、ワーク・ライフバランスさんは、講演や研修でお話をするだけでなく、実際に伴走してくださるという点もお願いする決め手となりました。前例踏襲、定型業務が多い市役所では、頭でわかっていても具体的な行動に移すのが苦手な人が多いのも事実です。ワーク・ライフバランスの社員の皆さんとご一緒することで、働き方を学べるという部分にも期待していました。

永田:働き方改革については、3カ年で計画されているとお伺いしています。

和地:市長の任期は4年ですから、まずは4年スパンで成果を出さなければいけません。1年目はすでに計画が立てられていた中、少しずつ私の考えを浸透させることに努めてきました。今年度は残り3年間の初年度となるわけですが、組織の土台固めに注力したいと考えています。土台を固めるのはヒトであり、職員が自分らしさを最大限に発揮できる環境づくりを意識しています。

料理にたとえると、同じ食材を使っても1品だけ作る人もいれば、器用に3品作る人もいます。「1人前1000円で作ってください」と注文したときも、人によって出来上がってくる料理は全然違いますよね。行政の場合、予算を大きく増やすことは難しいですが、同じ予算でも関わる人によってアウトカムが変わってきますから、アウトカムを最善の方向に変えられる職員の集合体にしたいと思っています。

職員が「冷蔵庫の残り物なんですけど……」と言いながら、すごい料理を提供するような働き方をすれば、市民に喜ばれます。喜んでもらえれば「また工夫しよう」という意欲もわきます。そういうスパイラルを作っていくためには、働き方改革が不可欠です。

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永田:年に1回の研修などで、意識を啓発していくことも大事ですが、研修を受けて「そうだよね」と思った方が、実際にやろうと思った時にサポートできるかどうかが、その先の改革の成否を大きく左右します。3箇年という長いスパンで計画されたことに、東大和市が本気で変わっていく熱意と覚悟を感じます。

◎職員446人との1対1の面談を実施

永田:これまでの1年間に取り組まれたことで、和地さんの印象に残っているものがあればお聞かせください。

和地:まずは一緒に働く仲間を知るところから始めようと考え、職員との1on1の面談をしました。グループ単位では本音の話ができないと思ったので、2023年8月から24年の1月まで、約6カ月をかけ、446人全員と1対1で行っています。

話を聞いてみると、このままでいいという考えの人は1人もいなくて、みんな課題意識を持っていることがわかりました。ただ、「変わり方がわからない」「自分1人が変わっても周りが変わらないと意味がない」という課題が浮き彫りになりました。

例えば、「私は整理整頓が好きで、いつも異動した部署で書類を整理して捨てています」と話してくれた若い女性職員がいました。でも、彼女が1人で取り組むには限界があり、職場全体の仕事の効率化につながっていないと言います。それを聞いて、やはり組織として方向性を1つにする必要もあると思いました。

永田:1対1の面談の時に工夫された点、気をつけた点はありましたか。

和地:基本的に職員の話を否定せずに耳を傾けるようにしました。私自身、好奇心旺盛なので、自分が知らない話を聞くと、もっと知りたくなるんです。職員の皆さんがそれぞれ興味深い話をするので、「それで? それで?」と聞いていった感じですね。

永田:和地さんは、普段の会話でもリアクションを大きめにとってくださるので、私も話しやすさを感じていますし、職員の皆さんも話しやすかったのではないかと思います。首長自らが1対1で面談してくれるとなると、職員の皆さんも緊張されたのではないかと思いますが、分かりやすいリアクションとともに自分に関心をもって話をしてくれたというのは、心理的安全性を高めるだけでなく、この組織で頑張ろうと思うモチベーションにものではないかと思います。

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◎「やれるかも」という雰囲気が出てきた!

永田:2023年度は、最初に管理職研修を行いました。少人数のグループに分かれて、付箋を使ったディスカッションを展開したところ、「今まで経験したことがない研修だった」という声をたくさんいただきました。そして1月には市長、副市長、全部長からなる働き方改革懇談会を開始し、初回は四條畷市の東市長、2回目は掛川市の石川副市長から取組紹介をいただき、第3回から具体的な課題の抽出や解決のためのアクションプランの策定を進めました。中でも、特に変化や効果を感じられたものはありますか。

和地:最初の管理職研修の時点では、「いい取組なのはわかるけど、どんな効果があるの?」と半信半疑の表情をする管理者も見受けられましたが、回を重ねるごとに表情が明るく前向きになっていくのを感じました。特に大きく変わったのは、懇談会を行ってからです。四條畷市の東市長や掛川市の石川副市長からお話を伺うことで、民間と行政は違うと思っていた職員が「行政でもここまでやれるんだ」「行政を言い訳にしてはいけない」という気持ちになってくれました。いい機会を作っていただき、本当にありがたかったです。

永田:おひとりおひとりに何か変えたいという気持ちはあるけれども、やり方がわからないという思いの中、懇談会の場で自分の思いを口にできたことで、「やれるかも」という雰囲気に変わってきたと思います。

和地:御社に実践で教えていただいた部分も大きかったと思います。例えば、市役所では「誰が、いつまでに、何をやる」があいまいなケースが多々あります。けれども御社のワークは「何を、誰が、いつまでに」が明確ですし、会議にもスピード感があるので、職員には時間当たりの生産性を高めるということを、御社のやり方をお手本にしながら肌感覚でつかんでほしいと思っています。

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永田:部長の皆さんには時間当たりの生産性を高めることの重要性に気づいていただいたと思いますので、ここから先は、その考え方をいろんな部下に伝えていただけたらいいですね。

今までは「完成したものを持っていく」という発想しかなくて、完成したものに対して「すごいね、ありがとう」と言われることだけが上司からの承認だったように思いますが、上司がプロセスをしっかり観察して、「ここまでやってくれてありがとう」「あと5割だね」といった承認ができるようになると、これまでのやり方の固定概念を崩すことができるのではないでしょうか。

和地:私も「1週間ルール」というのを採用していて、私や上司から何かをお願いするとき、最初のレスポンスは1週間以内にするようにお伝えしています。1週間経って「ここまで進んでいます」でもいいし、「まだできてません」「ここでつまずいています」「ここがよくわかりません」でもかまいません。大事なのは時間軸を持って物事と向き合うことだと思います。

◎勤務間インターバル宣言、女性の再就職応援宣言の効果

永田:東大和市では、研修以外にもさまざまな取組をされています。2023年11月には「勤務間インターバル宣言」「女性の再就職応援宣言」の共同記者会見・リリースを行い、職員採用の応募数が約5倍に増えるなどの大きな反響がありましたね。

和地:勤務間インターバルについては、試行初日に庁内放送で私が宣言を発しました。そのとき、「オー!」と腕を上げてやる気を体現してくれた職場もあったと聞き、嬉しかったです。まだ100%導入という状況ではありませんが、組織全体としては意識してもらえていると思います。

「女性の再就職応援宣言」は、育児や介護などの事情でいったん仕事を離れざるをえなかった皆さんの再就職を応援するというものですが、現実的に対象者の多くが女性というだけで、女性に限定したものではありません。実際の取組としては、職員採用の応募資格の年齢を45歳まで引き上げ、さまざまな経験を積んだ方に市で活躍いただくため、学科試験はなく人物重視の採用方法を実施しました。

おかげさまで、例年、新卒・中途含め採用試験にご応募いただいている方は250名程度なのですが、今回の募集に対しては1回で318名の方がご応募いただけました。さまざまな経験を積まれた方々が組織に入ることで、さらに良い化学反応が起こることが期待でき、今から一緒にお仕事をするのを楽しみにしています。

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◎成果が出た3つのポイント

永田:職員の皆さんの反応はいかがでしょうか。

和地:今回の採用募集は、東大和市の「人を大切にする。人の可能性に期待する」というメッセージを市民の皆様に伝える機会にもなったと思います。そのようなメッセージが既存の職員にも伝わり、東大和市の職員でいることにプライドを感じ、働き方改革を含めた新たな取組に前向きに取り組んでくれることも期待しています。

すでに、市民の皆様から「市役所の雰囲気が明るくなった」「いろいろ変わってきていると感じる」というお声もいただいています。この取組をスタートさせてから1年も経たずに変化が表れていますから、今後の変化は大きなものになると確信しています。

永田:東大和市でなぜ短い期間でさまざまな成果が出てきたのか、いくつかポイントがあると思います。

1つ目は、管理職研修に和地さんご自身が参加されたことです。管理職の皆さんが研修しているのを、オブザーバーとして後ろのほうで見ているケースはよくありますが、東大和市の場合は、和地さんが1参加者としてテーブルに座り、付箋を書いたりディスカッションもされたりしていました。それにより「この取組はトップから降りてきたものではなくて、和地さんも一緒にやっていくものなんだ」という認識を共有できたと思います。

2つ目は、懇談会で部長の皆さんが主体的に議論を進めてくださったことです。私たちはワークを組み立てるときに、「自分たちで何をやるかを考え、やり方をディスカッションし、自分でやっていく」と、主語を自分にすることを強く意識しました。その結果、部長の皆さんが、別の部について意見を言うなど、フラットな議論ができたと思います。それを見た課長たちからも「部長がこんなふうに話しているのを初めて見た」という感想が上がっていました。トップレイヤー(東大和市における庁議メンバー)の皆さんが、自分の部にとどまらず、東大和市という組織を良くするために主体的になったのを実感しました。

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3つ目は、トップレイヤーの皆さんが、自分の言葉で取組を語れるようになったことです。私たちからは「今日の懇談会がどうだったかを、何人でもいいので、自分の部下に話してきてください」という宿題を毎回お出ししていたのですが、それぞれの部長が自分の言葉で部下の皆さんに話すことで、部長の考え方が熱意とともに伝わっていったと思います。

◎働き方改革=自分の人生改革だと思ってほしい

永田:今後は、東大和市の皆さんと一緒に懇談会を継続し、アクションプランを動かしていくとともに、3チームが個別コンサルを受けながら、自分のチームの中で働き方を改革していくことになります。東大和市で働く職員の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

和地:私は職員1人ひとりが幸せになることが市の発展につながると信じています。職員の人生の、一番充実した現役時代に多くの時間を職場で過ごすわけですから、「幸せでいい人生だった」と思えるような時間にしてもらいたいと思います。職員の人生のオーナーは、職員自身です。私たちは、より良い時間にする手助けや環境整備はできますが、それを上手に活用して、やりがい・生きがいを感じられるかどうかは、職員自身にかかっています。その意味で、働き方改革や仕事は、市民のためや街のためであると同時に自分のためだと思ってほしいんです。

そういう視点を持てば、能力を最大限に発揮し、今まで知らなかったような素敵な自分に出会えると思うので、働き方改革=自分の人生改革というくらいの意識で取り組んでいただけたらと思います。

永田:働き方改革というと、「ゆるく働けばいい」といった誤解がありますが、早く帰り、しっかり睡眠を取り、家族との関係が良好で、人生の満足度が高まれば、職場でのパフォーマンスは上がっていくわけです。ですから、市民サービスを向上させながら、それぞれの人生が豊かになるためにこの取組があるということを、私たちもしっかり皆さんに伝えていけたらと思います。

では、和地さん自身は、今年度の取組に対して、どのように関わっていこうとお考えでしょうか。

和地:私は市民の皆さんに対して、私が市長になってよかったと思っていただけるように、結果を示していかなければなりません。同じように、職員の皆さんには、私と仕事ができてよかったと思ってもらいたいですね。

一緒に仕事してよかった・面白かったと思ってもらうためには、組織の課題について一緒に汗をかくことが基本です。また、市の予算を使っている以上、最大の効果を出す責任があることも自覚しています。幸い、現在の当市の理事者(市長、副市長、教育長)は全員50代で、一緒に汗をかいて走ることができるのが強みだと感じています。

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ちなみに、採用に関する具体的な取組でいうと、2025年に新卒職員以降、入職日を自由に選ぶことができる制度を導入します。これまでは一律に4月1日入職でしたが、5月1日でも、6月1日でも、7月1日でもかまいません。若くて元気なときに旅をするのもいいですし、短期留学や資格を取得に挑戦するのもよいと思います。あるいは、一度地元に帰ってご家族や旧友とゆっくり過ごすのも自由です。市役所では本当にさまざまな市民の方と関わりますので職員がいろんな引き出しを持つことは、仕事にもプラスの影響があると考えています。

そして、一度退職した人が再就職で戻ってこられるようなアルムナイ(退職者)採用についても導入に向けた研究を進めています。今は転職が一般化していますし、一度離れることで新たに身に付けた知識や経験を、再度東大和市で生かして頂ければ嬉しいですね。

◎働き方改革にチャレンジする自治体へのメッセージ

永田:最後に、これから働き方改革を進める自治体の皆さんに向けて、応援メッセージをお願いします。

和地:本質に向き合わず、ちょっとした仕掛けで問題を解決しようとすると、どこかにひずみが生じたり、負荷がかかってしまったりすることになりますが、これは働き方改革でも同じです。残業代や勤務時間だけにフォーカスするのではなく、特に首長の方は組織の本質的な課題と働き方改革がどう関連しているかをつかむことが肝心だと思います。

人間は感情の生き物ですので、働き方改革において大事なのは、みんなが笑顔でやりがい持って、仲間と一緒に進んでいけるような取組にすることです。また、今後は人口減少が進み、人手不足になることが明らかですから、DXを進めるという観点からは、人でなければできない仕事に集中できる環境を整えることも重要です。DX推進を機に、業務の変革だけでなく働き方改革についても取り組めば、職員の皆さんも「これは自分ごとだ」と捉えられるでしょうし、新しいことにも前向きになれるはずです。 トップが真剣にやると決めてから取り組めば、必ず成功すると思います。

永田:これからもご一緒していくことになりますが、引き続きよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

 

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